「R」起動時の処理を記述するファイル (.Rprofile)
(前置き)この記事において、ホームディレクトリは /home/juan/ です。
Rを起動した時点では、ホームディレクトリにいる状態です。
R用に「R_space」ディレクトリを作成したので、そこを作業ディレクトリにしようと思いました。
そこで、作業ディレクトリを指定するsetwdコマンドを使いました。
> setwd("/home/juan/R_space")
しかし、Rを再起動してgetwdコマンドを実行すると、作業ディレクトリがホームディレクトリに戻ってしまっています。(備考:getwdコマンドは作業ディレクトリの場所を表示するコマンド。)
これではRを使うたびにsetwdで作業ディレクトリを指定しなければならなくて不便です。普通に考えて初期化処理を行う方法があるはずだと思ったのでネット検索をしてみました。
以下のページによると、「.Rprofile」というファイルを作れば、初期化処理ができるようです。
https://stats.biopapyrus.jp/r/devel/rprofile.html
そこで、ホームディレクトリに.Rprofileファイルを作成し、
setwd("/home/juan/R_space")
と記述しました。
そして、Rを再起動して
> getwd()
を実行しました。
実行結果は以下のとおりで、「R_space」が作業ディレクトリとなっていました。
[1] "/home/juan/R_space"
無事解決です^^。