sudoを使えるようにする and ディレクトリ名を英語表記にする
Ubuntuを入れていたPCにDebian 11をインストールしました。デフォルトのままなので、当然ながら一般ユーザーでsudoが使えませんし、ホームディレクトリにある各ディレクトリの名前はカタカナ表記になっています。
いつものことですが、毎回やっているのに設定の仕方を覚えていません(汗)。
今後も同じことを繰り返すでしょうから、この件もブログに備忘録を残すことにしました。
一般ユーザーにsudoを実行する権限を与える
手動で/etc/groupファイルを書き換えてもよいのかもしれませんが、無難にgpasswdコマンドを使います。
たとえば、hogeという一般ユーザーがsudoを実行できるようにするのであれば、rootユーザーになって
gpasswd -a hoge sudo
を実行します。
その後、ログインし直すと、hogeがsudoを実行できるようになっています。
ディレクトリ名を英語にする
ロケールその他を日本語としてDebianをインストールすると、一般ユーザーのホームディレクトリにあるディレクトリ名が
デスクトップ ダウンロード ドキュメント
などになっています。
これらを英語表記にする方法を調べたところ、以下のページを見つけました。
「Debian系でディレクトリ名を英語にしよう」
https://qiita.com/saru_cololado/items/8b4e7f53e58a98e6c883
このページの説明によるとxdg-user-dirs-gtkというものを使えば良いみたいです。
まず、xdg-user-dirs-gtkをインストールします。
sudo apt install xdg-user-dirs-gtk
次に、以下のコマンドを実行します。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
上記コマンドを実行したら登場するウィンドウでディレクトリ名を英語表記にするか聞かれますので、「update name」を選びます。