恥は/dev/nullへ by 初心者

プログラミング素人がのろのろと学んだことをつづっています♪

統計言語「R」をUbuntu 20.04.1 LTSにインストール

タイトルのまんまですが、統計処理に使うRという言語をインストールしました。

同じ作業をしないとも限らないので、備忘録として残しておくことにしました。

 

Ubuntuのバージョン確認

最初にUbuntuのバージョンを確認します。

catコマンドを使って、

cat /etc/os-release

もしくは

cat /etc/lsb-release

で確認できます。

 

catコマンドの出力結果は以下のとおりでした。

 f:id:philojuan:20201104023735p:plain

 この結果からUbuntuのバージョンは「20.04.1 LTS」で、コードネームは「focal」だと確認できます。

 

GPGキーの登録

ネットを調べたところ、GPGキーの登録が必要なようです。

以下のコマンドを実行します。 

sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys E298A3A825C0D65DFD57CBB651716619E084DAB9

 

リポジトリの追加

次はaptコマンド用のリポジトリの追加です。

add-apt-repositoryコマンドで統計数理研究所のRリポジトリを追加します。

sudo add-apt-repository 'deb https://cran.ism.ac.jp/bin/linux/ubuntu focal-cran40/'

 このコマンドの末尾が「focal-cran40」となっていることに御注意ください。先にUbuntuのバージョンを確認しておいたのは、この部分(ディレクトリ名)に何を指定するか決めるためです。

もしバージョン「18.04」、コードネーム「bionic」だった場合、「focal-cran40」ではなく「bionic-cran40」となります。

 

念のため、リポジトリがsources.listファイルに追加されたか確認しておきます。

tailコマンドを使いましょう。

tail -n 4 /etc/apt/sources.list

 これは sources.listファイルのラスト4行を表示せよという意味です。 

 

実行結果は以下のとおりです。ちゃんとリポジトリが追加されていますね(下から2行目)。

f:id:philojuan:20201104024348p:plain

 

Rのインストール

あとは、以下のコマンドを実行するだけです。

sudo apt update
sudo apt install r-base

 インストールはこれで終了です。

 

Rが起動するか確認

念のため、Rが起動するか確認してみましょう。

ターミナルで「R」と入力したら、無事にRの画面が表示されました。

f:id:philojuan:20201104025659p:plain