X Windowを起動しないで作業することってありますよね。たとえば、ソフトウェアのアップデートしか行わない場合、ブラウザ等を開く必要はないので、白黒のコンソール画面で作業して終わりです。
こういう時、コンソール画面では日本語部分が文字化けして画面に表示されます。そこで、
LANG=C
として(英語表示にして)コンソールでの作業を行っています。
いつもはこれで話が終わるのですが、今日はコンソールでの作業が終わった後でブラウザで調べたいことが思い浮かんだので、startxでX Windowを起ち上げました。
すると、(当たり前ですが)ターミナルのロケール設定が「LANG=C」のままになっていました。そこで、LANGを日本語(UTF-8)にしようとしました。
その時、
LANGに指定できる項目の一覧を確認するにはどうするのかな?
という疑問が思い浮かびました。
そこで、manページを眺めたところ
-a, --all-locales Display a list of all available locales. The -v option causes the LC_IDENTIFICATION metadata about each locale to be included in the output.
という記述があったので
locale -a
を実行してみました。
自分の環境では、以下の一覧が表示されました。
C C.UTF-8 POSIX ja_JP.utf8
というわけで、以下のようにしてロケールを日本語(UTF-8)にしました。
LANG=ja_JP.utf8