fcitx-mozcの設定
先日(2021年8月27日)の記事においてxorgのインストールからウィンドウマネージャの設定までを行いましたが、fcitx-mozcの設定をしていなかったので、備忘録として残しておくことにしました。
先日行ったこと(再掲)
X window system、ウィンドウマネージャ、必要最低限のソフトのインストール。
apt install xorg apt install i3 apt install fcitx-mozc apt install sakura apt install vim-gtk3 apt install sudo apt install firefox-esr
.xinitrcの設定。
export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS=@im=fcitx fcitx & i3 # wmaker ← 場合によってはWindowMakerを入れようかと。
fcitx-mozcの設定
fcitx-mozcの設定に使うツールとしては、以下のものがあります。
fcitx-config-gtk3 fcitx-configtool
自分が見た印象では、どちらのコマンドを実行しても同じものが起動しているように見えます(たぶん)。今回はfcitx-config-gtk3を使いました。
GUIの設定ツールが起動します。まずは「入力メソッド」タブを以下のようにしました。
画面下部に表示されているメッセージのとおり、1行目は直接入力時に関する項目となります。自分のキーボードは英語配列なので、「キーボード - 英語(US)」となっています。
2行目は変換時に関する項目なので、Mozcを使って日本語入力をすべく「Mozc」にして、右端は「日本語」にしました。
以上の操作に使ったのは、画面下部にあるボタンのうち次の2つです。
・プラスが描かれたボタン ・(右から2つ目の)工具マークのボタン
Mozcの行を作成するには次のようにします。
(1) プラスが描かれたボタンを押す (2)「現在の言語のみ表示」のチェックを外す (3)「入力メソッドの検索」欄に Mozc と入力 (4) Mozcという行が表示されたら、それを選んで「OK」を押す
なお、キーボードマークのボタンは「入力ウィンドウが無い場合の(既定の)キーボードレイアウト」を指定するためのものです。
次に「全体の設定」タブですが、こちらはデフォルトのまま触っていません。
私はWindowsでもLinuxでも「Ctrl + Space」でIMEのON / OFF を切り替えています。
最後に「外観」タブを開きます。
この中の項目で私が触るとすれば「状態パネルを隠すモード」くらいです。
この項目では、IMEのパネルを表示するか否かを選択できます。
パネルが表示された方が良い場合は「表示」か「自動」を選んでおけば良さそうです。
スクリーンショット
先日撮らなかったデスクトップ(という言い方でよいのか分かりませんが)のスクリーンショットを撮ってみました。
タイル型のウィンドウマネージャなので、隙間なくウィンドウが敷きつめられます。
(壁紙を設定した意味が無いかも・・・^^;)